優秀な人ほど過労死の危険がある

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過労死

横断歩道をまつビジネスマン

能力の乏しい人が実務を行っている

システムエンジニアの過労死の話を時々聞きます。 いわゆる火消しで、最近違う現場にヘルプに行くことが多いようです。 現場と掛け持ちなので管理的なポジションにはつけず、主に実務面のお手伝いをします。 設計書を書いたりコーティングをすることになるわけで、比較的若いエンジニアや協力会社の人と接することになります。

なぜ火消しとしてヘルプに呼ばれるかというと成果物が上がらないからです。 なぜ上がらないのか。それは、その局面において能力の乏しい人が実務を行っているからです。 設計書を書ける人はクライアントとの無意味な調整とスケジュール管理に忙殺され、プログラムを書ける人は不得意な業務の設計をさせられ、新人に近いレベルの人が手探りでプログラムを書く。 誰が見てもダメですね。

働く人々

有能な人が足りない

業務エンジニアのヒエラルキー的には間違っていませんが、所属する階層が一段ずれています。 この原因は人手不足です。 けれど、業界的には人が余っているところもあります。 つまり有能な人が足りないということなのです。 これは更なる有能な人の欠乏を呼ぶ、負のデススパイラルとなるのです。

この状態を脱するためにはどうしたら良いのでしょうか。 マネジメントの視点からは、標準の整備と管理の明確化をする事で作業レベルを下げる、という解決策が提示されます。 確かにそれは有効かもしれませんが、それが本当に有効なのはこのエンジニアのレベルと現場としての所属階層が実態と近いことが前提です。できないマネジメントをするところまでは想定していません。

現代の炭鉱夫

システムエンジニアは大企業発注のシステムを構築する、正に現代の炭鉱夫です。 土日も休みもなく、朝から夜中まで陽の目もみることなく、割に合わない賃金で莫大な富を生むシステムを構築します。 まさに、炭鉱夫とおなじなのです。

こちらの炭鉱が閉山になれば、他の鉱山へと流れていきます。 それまでの人間関係も、キャリアも水の泡です。 おまけに、石炭の時代から石油に時代が変わった途端、炭鉱夫の大量リストラです。 儲かるのは、炭鉱夫を管理する財閥だけです。 また技術革新などで石油から電気になり石油すら必要ないとなったら、もう労働者すら必要ない社会が待っているのです。

孤独なビジネスマン

勉強して優秀なSEになれば、仕事が増えるだけで自由な時間やお金は増えません。 一生懸命働いて納期を守ると、優秀だからと仕事が増えます。 バイト程度の残業代アップで納得すると思われています。 優秀なシステムエンジニアほど自分の首をしめるという、悲しい出来事なのです。 自分の優秀さで廃人になった人がどれくらいいるのでしょう。 。未婚、精神病、内臓疾患、自殺が8割、まさに現代の炭鉱夫なのかもしれません。多くのパソコンが好きな人、また能力に優れた人が目指す システムエンジニアですが、現実は知りたくないかもしれませんが、これほど大変な職だという事を知っておきましょう。

システムエンジニアの職務内容の基礎知識